そのように育てたのは俺なので自業自得といえばそれまでですが、当時から長男さんのデジタルガジェットエリート(?)っぷりに頭を悩ませてた俺はタブレット型の Mac が出る、という噂を聞いた時点で購入確定していたのです。前にもどっかで書いた気がするのだけどキーボードがないってことはそれだけ長男さんに壊される可能性が減るだろうから Macbook Pro なんかより大分気楽に使えるだろうとか、そんな理由ですけどね。
で、こうして噂の端末がついに発売になり、土日といじり倒したので期待通りのところとか期待と全然違ったところとかの感想を記録しようかな、と。
期待通りのところ
- 寝っ転がって使える
片手で持つと若干重い気がするけど、それでも長女さんを腹の上に寝かしながら片手で扱うことが出来るのは嬉しい。もうちょっと軽いともっと嬉しいけどね - 電池が持つ
自宅で使ってる分には充電忘れたりしない限り全く問題ないね。というか 1024×768 の液晶積んで一日持つって異常だよなぁ。 - 使ってて快適
使ってて詰まるというか、動作が引っかかるようなことがほぼないってのはスゲい。もちろん出来ることが限られてるからそうなってるんだろうけど、そこまで割り切ったことがスゲいというか。 - キーボードが快適
片手で快適、とはいかないけど両手でうつ分には結構イケる感じ。 Bluetooth のキーボードを繋げたりできるけど、この機械でそれやっちゃあ負けだよね(笑
期待と違ったところ
- 写真が一杯入らない
25000枚弱いれたら LowMemory で写真アプリが起動しなくなるってなんのテストしたんだよ、とゆー感じ(ぇー)。 iPhoto でサポートしてる枚数ぐらいまではなんとか対応して欲しかったなぁ。というか事前にこのこと知ってたら 32GB 買ったよ! - 壊れされる心配が消えない
状況まで確認してないから詳細不明だけど、落としてガラスがヒビだらけになってる iPad の写真をみちゃうと長男さんに渡しっぱなしは怖いね。 - パソコンじゃなかった
Mac OS X を積んでない時点で想像ついてろよって感じですが。逆に Mac OS X を積んでいたらあれが出来ないこれが出来ないがいろいろとストレスになったと思うので、正しい選択かどーかはまだわかんないけど、 iPhone OS を積んだことも含めて意図したものなんでしょう。 - 電子ブックでもなかった
ご祝儀を兼ねて「死ねばいいのに」を買ったのだけど、これが本を置き換えるって言われちゃうと、なぁ。英語なら問題ないのかもだけど、日本語というか漢字はまだキツイ。3年後ぐらいに発売されるであろう iPad HD 待ちかな(笑)。ま、解像度の問題を置いといても iBooks と、それに競合するアプリがある時点でなんだかなー、と。 - iPhone/iPod touchアプリがしょんぼり
2倍表示で思ったよりジャギーが目立つのが残念。というかそこら辺の解像度の違いはお作法に則ったアプリなら OS が吸収してくれると信じてたのに! - 一人一台が前提
マルチアカウント対応しててもウザいので、しょーがないのでしょうけどね。
…書いてみたらなんだかネガティブなことばっかりで自分でもびっくりですが(笑)、少なくとも俺にとっては値段分以上の価値がある、とても満足度が高いオモチャです。でも世間で言われてるよーな世の中を変えるだとかそんなものにはとても思えないです。…パソコンが使えない人たちに普及する可能性はあるかもですが(最初の iTunes 必須のアクティベートが無けりゃなぁ)。
おまけ