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FreeBSD

さくらのVPS(大阪リージョン)で動かしてるFreeBSDをIPv6対応してみた

さくらの VPS はいつの頃からかネイティブの IPv6 が振られるようになってたんですが、以前から使ってる人にはずーっとお預け状態だったのです。まぁ、気持ちはわかりますが(笑)。

で、それが今月に入ってようやくネイティブ IPv6 が振られたので、それを設定してみよう、というお話。なお、 OS は FreeBSD 9-STABLE です。 10-R でも同じだと思うけど…。

ポイントは VPS コンパネ的に停止状態にすること。電源落とせって書いてあるので、 FreeBSD 的に shutdown -r したのですが、 VPS コンパネ的にはそれでは電源落ちてる扱いにならないみたいです。というか shutdown -h しても VPS コンパネ上は「稼動」だったので、 shutdown -h してから「強制終了」ですね。

もひとつポイントは、このタイミングでどっちが頑張ったのかわかりませんが、ネットワークが完全仮想化されてた em0 から準仮想化の VirtIO に切り替わりました…。つまり、 /etc/rc.conf で書いてた em0 の設定がすべて消えるということで、コンソール使えない環境(どこだよ)からやっちゃうとネットワーク経由でアクセスできなくなってさようなら、ということですね。…実に危なかった(笑)。

ということで /etc/rc.conf はこんな感じ

#ifconfig_em0="inet 219.94.234.196 netmask 255.255.254.0"
ifconfig_vtnet0="inet 219.94.234.196 netmask 255.255.254.0"
ipv6_activate_all_interfaces="YES"
#cloned_interfaces="stf0"
#ifconfig_stf0_ipv6="inet6 2001:e41:db5e:eac4::1 prefixlen 32 alias"
ifconfig_vtnet0_ipv6="inet6 2403:3a00:202:1201:219:94:234:196 prefixlen 64"
#ipv6_defaultrouter="2001:e41:3dd3:e07d::1"
ipv6_defaultrouter="fe80::1%vtnet0"

比較用に古い設定をコメントとして残してあります。IPv6 がネイティブに振られたので、今までお世話になった 6rd な IPv6 アドレスはここでお別れです。

あとは DNS に設定してる AAAA レコードを忘れずに更新しときましょうってぐらいかなー。

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