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Baked MacBook Pro

MacBook Pro early 2011 には廃熱の問題があって、運が悪いと画面表示がおかしくなったり起動しなくなっちゃうって問題を抱えてるってのは知ってたんですが、 MacBook Pro late 2011 も同様の問題を抱えてるとは知りませんでした… orz 。

ということで、購入時に 4 年は使おうと心に誓った MacBook Pro late 2011 が起動しなくなりました。症状からすると、どうも話題のディスクリート GPU の問題っぽいです。アップルがリコールしてくれれば、そのまま持ち込んで新品交換でおめでとうって感じなのですが、発売から 3 年経過した今でもアップルはこの件についてスルーしているらしいので、とすると保障も切れてるし Apple Care も入ってないしで修理に出すと 4 万円コースみたい。

ということで選択肢は

  1. 諦めて買いなおす
  2. 修理に出す
  3. 自力で何とかする
  4. アップルがリコールするまでじっと耐える

の 4 択。

発売から3年経過したものを 4 万円も払って修理するのは(リコールされれば返金されるだろうけど)ちょっと損くさい。かと言って今買いなおそうとすると、 MacBook Pro Ratina 15″ にメモリ 16GB 、 SSD 1TB の 30 万超コース確定なので、それはそれで避けたい。となると残る選択肢は自力でなんとかするか、リコールまで耐える、のどちらか。

自力でっていっても、こんな精密機械をなんとかするような技術は持ってないからやりようが、と思ったら

しかしやる勇気は出ない(笑)。というのも、熱設計に問題があることはまず間違いなくって、これで直ったとしてもしばらくすると再発することが確定の上、もしアップルの気が変わってリコールとなった際に焼いた形跡を見抜かれてボード交換に応じてくれないとかになったら嫌スギ…。

ということでバラして掃除したり、ドライヤーで暖めたりすることで、一時的に直ったのでリコールまでじっと耐える方針だったのですが

ついにドライバなしでは起動しない体になってしまったので、諦めて焼くことにしました。

IMG_1156
オーブンに入れる直前。念のためアルミホイルでチップ以外のところを包んでみました。効果があったかどーかは定かではありません。

フラックスを GPU 周辺にたっぷり垂らし、オーブンを 250 度で予熱して 2 分、冷めるまで 30 分ほど放置してから組み込んだ結果、無事に起動したのです。

念のため gfxCardStatus を常駐させて、基本的に Intel HD 3000 が頑張るように仕向けてますが、いつまで持つことやら…。はっ!? この状態でこっそり中古屋に売ってしまうのが勝利の鍵!?(非道すぎる

とまぁ、それは冗談にしても、デフォルトのまま使って、新機種が出るたびに今まで使ってたのを下取りに出して買い換える、という使い方のほうが、消耗品となってきた PC にはあってるのかもしれませんね。


このエントリを公開したら再度起動しなくなり再び焼くハメに(苦笑)。次買う MacBook は dGPU 載ってないのにすべきかなー?


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