いい加減、自宅を IPv6 化したいなぁと思っていたのですが、現在契約しているプロバイダ(?)は一向にネイティブ IPv6 化のサービスをしてくれる気配がない。でも IPv4 の固定グローバルアドレスを一個くれてるので、他のプロバイダに変える気もおきない(他の選択肢は IPv4 の固定グローバルアドレスがない)。
となるとトンネル掘って IPv6 ですかね、ということで久しぶりに調べてみました。…数年前は tokyo6to4 かなんかでトンネル掘ってたんだけど飽きちゃったんだよなー
ざっとググってみると、最近は he.net 使うのが定番らしく、しかも AirMac Extreme で実践した人もいたので、ここにアカウント作ってみることにしました。
アカウント作ったり、ダイナミックな IPv4 のアドレスで頑張る方法とかはググるいっぱい見つかるので割愛。で、 AirMac Extreme は前述のサイトだとちょっとわからないところがあったんだけど、準備されている Example に従えばさっくりと終わるのでした。
というか、この Example が凄いというかヤバい。何がヤバいって現時点でこれだけの機器というか OS というかに対応してる
- Apple Airport
- Check Point R77 GAiA
- Cisco IOS
- CoyotePoint Equalizer
- Debian/Ubuntu
- Fortigate 4.x-5.x
- FreeBSD < 4.4
- FreeBSD >= 4.4
- JunOS
- JunOS ES
- Linux-net-tools
- Linux-route2
- Mac OS X
- Mikrotik
- NetBSD
- OpenBSD
- OpenWRT Backfire 10.03.1
- pfSense 2.1+
- ScreenOS 6.2.0r1.0
- Solaris
- Vyatta / Ubiquiti EdgeMAX
- Windows 2000/XP
- Windows Vista/2008/7/8
これだけ設定例を上げられてまだわかんない人は使うなって言っても許されると思うレベル(笑)
ということで AirMac Extreme まで IPv6 reachable になったので、割り当てられた範囲(/64 だから使い切ることはないだろう…)で適当に我が家の機械に IPv6 を割り振っていくのです。
で、個別に割り振ろうかと思ったのですが、面倒なのと、 OS X さんが自動割り当てで頑張ってくれるみたいなので、それに準じました。
FreeBSD も同様に…と思ったんだけど、ヒットする例は昔のバージョンだったり、もしくは IPv6 ルーターになる設定だったりするので、なにが正解なのか良くわからない…って FreeBSD Handbook によると /etc/rc.conf に
ifconfig_em0_ipv6="inet6 accept_rtadv" rtsold_enable="YES"
と書いてあげればいいようです。とりあえず 10-R ではこれで v6 のアドレスが生えてきたので大丈夫でしょう…。
FreeBSD では netatalk を動かして TimeMachine 先としていたのですが、 IPv6 有効にしてからバックアップに失敗するようになってました。 Finder からマウントする分にはちゃんとマウントできるのにどうして…と悩んでいたのですが、どうも avahi-daemon が IPv4 しか喋らないのが原因だったらしく、/usr/local/etc/avahi/avahi-daemon.conf の use-ipv6 を no から yes に変更して
$ sudo service avahi-daemon restart
することで解決したよーです。
「he.net で自宅を IPv6 化」への1件の返信
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