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OS X Server 3 の Open Directory

書くだけ書いて公開するのを忘れていたので大分前の話ですが…。

 

Mavericks / OS X Server 3 にバージョンアップした時

時間はかかったもののなんのトラブルもなくバージョンアップ自体は完了したのでした、バージョンアップ自体は。

とか書いたのでバチがあたったのかもですが

ということでよりによって Open Directory が不安定になってしまったのでした。メールの認証がアウトだったり sudo してもパスワードが違うとか怒られたり…。というかそもそも dscl でディレクトリの中身を確認しようとすると

$ dscl /LDAPv3/127.0.0.1 -list /Users
Data source (/LDAPv3/127.0.0.1) is not valid.

ってどうしろと…

プロセス的に opendirecotryd や slapd はちゃんと動いてる風味なので始末に負えないのですが、ちゃんと終了することは出来るので正常に動いてる管理者権限を持ったローカルアカウントで sudo -s して、 serveradmin stop dirserv && serveradmin start dirserv とかやればいったんは直るのだけど、ちょっと油断してると同じ状況に陥るという…。

藁にもすがる思いで Command-line tools used in OS X Server administration を眺めていたら

dscacheutil Gather information and statistics, and initiate queries to the Directory Service cache.

なんてなコマンドを発見したので man してそれっぽいコマンドを実行

sudo dscacheutil -flushcache

したところ、 Open Directory 即死問題は解決した…とぬか喜びしたら一時間持たずに症状が悪化しました(笑)。今度は dirserv と mail の stop & start でも認証通らない。

仕方ないので、ちゃんと動いてた 3 日前ほどのバックアップからリストアしたところ今のところ無事のようです…。ってことはディレクトリのどっかが壊れたってことなんだろうけどそれっぽいログもないし、原因もわかんないのが怖いトコロですねぇ。やっぱバックアップ大事(笑)

そういえば “Open Directory の複製”でググってくる人が 1 日 1 人はいるみたいですが、我が家の Open Directory はシングル構成なのでお役にたてません。しかしこれだけ問題が多いとなると素の Mavericks 上で VM 複数台動かして、そこでクラスタ構成の OS X Server を動かしたほうが幸せなんじゃないかとか思うんだけど家庭用サーバーでそこまで気合入れる必要もないかな、とか。

と長々と書いたところで今さら Recovering Open Directory Databases なんて記事を発見。今度壊れたら試してみよう。…つーか、凄ぇ詳しいけど、この人何者??

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