当時 MacOS X でちゃんと動く Emacs は -current だけだったので、せっかくだからと身の回りの Emacs を全て -current にしたんだけど、その関係(?)で 22.1 がリリースされた今も無意味に -current を使っていたりします。
で、なんでも最近の Emacs は multi-tty support が入った関係で MacOS X で使い物にならない状態となっているとかなんとか。 MacOS X のビルドは(NetBSDでのビルドに比較して)面倒なので滅多に入れ替えないので影響は全くないんだけど、 multi-tty support ってのがちょっと気になるというかソソる名前なので調べてみたり。
使い方は .emacs に
(server-start)
とか書いてあげて Emacs を立ち上げた状態で、別のウィンドウとか端末とかから
emacsclient -t
とかしてやると既に動いてる Emacs を共有してくれる…って、つまりは XEmacs の gnuserv + gnuclient と同等のことがようやく実現できるようになったって話だったのカー。
tty でも X でも使う機械で立ち上げっぱなしの Emacs を共有する、って意味では便利だけど、 screen 無しでは生きていられない体となった今では当時ほどありがたいものではなかったりするなぁ。
もっとも MacOS X で使えれば相当に便利だと思います。とは言え Emacs の MacOS X 対応、今度は Carbon ではなく Cocoa 対応が動いてるらしいので、 MacOS X で安心して使えるようになるのはまだまだまだまだ先のことのようですが(笑